特定建築物(特殊建築物)
定期報告書制度
私たちの身を守る建築物の健康診断をしましょう。
私たちが年に1度健康診断を受ける様に、
車に車検制度が有る様に、
建物にも健康診断が必要になりました。
※1週間以内に概算見積をメールでお送り致します。
建築物の所有者様・管理者様へ
特定行政庁(=市役所など)から特定建築物の定期報告の提出のお知らせが届き、どうしたらよいか分からずお困りでないでしょうか。
今回初めて通知が届き、知人に一級建築士等の調査資格者がいなくて誰に依頼や相談をして良いか不安な方も多いのではないでしょうか。
一級建築士事務所の当社が定期報告の調査から手続きまで致します。
又、調査改修等が必要な場合は、そのご提案も致します。
お見積りは無料です。
ご遠慮なくご連絡ください。
建築物の安全性確保の
ための制度とは?
特定建築物(特殊建築物)
定期報告とは
(建物の健康診断を受けましょう)
・建築基準法第12条各項により、建築物や建築設備等の所有者・管理者が定期的に専門技術を有する資格者に調査・検査をさせ、その結果を特定行政庁に報告することを「定期検査」といいます。
・報告の対象となる建築物や建築設備等は、特定行政庁ごとに用途・規模などで指定されています。
・報告を行わない場合と虚偽の報告を行った場合は罰則の対象となりました。(百万円以下の罰金)
提出期日を過ぎてても弊社が行政に相談、連絡をしますので遅れての提出も可能です。
面倒でも必ず提出しましょう。
お見積りは無料です。
ご遠慮なくご連絡ください。
特定建築物
(特殊建築物)とは
定期の対象となる建築物は、主に「特殊建築物」と呼ばれる建築物で下記の建物です。
(特定行政庁により対象となる建築物は多少異なります。)
対象建築物
劇場・映画館・演劇場・観覧場
公会堂・集会場 (結婚式場・葬祭場等含む)
病院・診療所・児童福祉施設・高齢者・障がい者等の就寝の用に供する施設
ホテル・旅館
共同住宅・寄宿舎
学校・体育館
百貨店・マーケット・展示場・飲食店舗・物販店舗
公衆浴場・キャバレー・ナイトクラブ・バー・カフェ・ダンスホール・遊技場等
ボーリング場・スケート場・水泳場
事務所・その他
報告の時期
・建築物は、通常3年に一度、建築設備、防火設備については毎年報告しなければなりません。
・行政により報告を求める期間や受付時期が異なります。
年度ごとで受け付ける建築物用途を限定する行政がほとんどで、提出可能な用途であるかどうか提出先での確認が必要となります。
報告の内容
・報告を行う項目や調査方法も定められています。それに従って調査し、報告書を作成します。
重要なチェックポイント
- 外壁・看板等建物の機能が低下していませんか
- 非常用進入口がありますか
- 階段室には防火扉がありますか
- 2方向に避難できるようになっていますか
- 避難道路に物を置いていませんか
- 換気設備は空気を吸い込んでいますか?
- 排煙設備は故障していませんか
- 非常用の照明装置のバッテリーは有りますか?
- 防火扉・防火シャッターの自動閉鎖の点検をしましたか
建物は安全ですか?
1. | 敷地及び地盤:地盤沈下の有無・通路、避難通路など敷地の状況・擁壁 | 9 項目 |
---|---|---|
2. | 建物の外部:基礎などの構造、外壁、広告物など構造体や落下危険物の状況 | 18 項目 |
3. | 屋上及び屋根:屋上、屋根、排水溝、機器工作物の状況等 | 9 項目 |
4. | 建物の内部:防火区画や防火設備、採光、換気火構造、避難施設等の状況 | 46 項目 |
5. | 避難施設等:廊下や階段、排煙設備・非常用照明の状況等 | 40 項目 |
6. | その他:特殊な構造、避難設備、煙突 | 9 項目 |
建築設備はきちんと作動していますか?
1. | 換気設備:無窓居室、火気使用室等の機械換気設備の動作確認等 | 44項目 |
---|---|---|
2. | 排煙設備:機械排煙機、排煙口の動作確認、風量確認 | 90項目 |
3. | 非常用照明:非常用照明の点灯確認、照度の測定 | 40項目 |
4. | 給水設備および排水設備 | |
※福岡県や大阪市など④「給水設備および排水設備」が報告対象外です。 |
シャッターや防火戸はいざという時に作動して閉まりますか?
1. | 感知器連動防火扉:防火扉や連動機構の作動確認 | 17項目 |
---|---|---|
2. | 温度ヒューズ式防火扉:連動ヒューズ等の作動確認 | 17項目 |
3. | 感知器連動の防火シャッター:防火シャッターの作動確認 | 27項目 |
4. | 温度ヒューズ式防火シャッター:温度ヒューズの作動確認 | 27項目 |
5. | 耐火クロススクリーン:耐火シャッターの作動確認 | 23項目 |
お見積りは無料です。
ご遠慮なくご連絡ください。
業務の流れ
- 1.ヒヤリング
- 建築物の面積や高さなどの概要と既存図面の有無等をお伺いいたします。
- 2.概算御見積
- ヒヤリングで得た情報をもとに概算の御見積を算出し、御呈示します。
- 3.現地確認
- 正式見積のため現地を確認いたします。
- 4.本御見積
- 現地確認後、正式な御見積を提出いたします。
- 5.ご契約
- 業務の契約を交わします。
- 6.調査・報告
- 報告書作成のため現地を調査いたします。
- 7.報告書作成
- 調査・検査結果に基づき報告書を作成。作成後、お客様にご確認いただきます。
- 8.報告書提出
- お客様ご確認後、特定行政庁へ報告書を提出いたします。
- 9.報告書提出後フォロー
- 提出後、行政から指摘があった場合その対応をいたします。
- 10.業務 完了
- ここまでが当社の業務となります。
※前回の申請した報告書がある場合は、4.本御見積をすぐに提出出来ます。
概算費用(消費税別途)
定期報告の参考価格です。
特定行政庁により調査内容が異なる場合もございます。
その他条件等により費用が変りますので、正確にはお見積りさせて頂きます。
延べ面積 | 百貨店・店舗・飲食店・遊技場 ホテル・劇場・病院など |
学校・体育館・集会場 福祉施設・博物館・図書館 事務所など |
共同住宅・寄宿舎 |
---|---|---|---|
500 ㎡まで | 80,000 円 | 70,000 円 | 60,000 円 |
1,000 ㎡まで | 93,000 円 | 82,000 円 | 70,000 円 |
2,000 ㎡まで | 117,000 円 | 105,000 円 | 89,000 円 |
3,000 ㎡まで | 140,000 円 | 125,000 円 | 108,000 円 |
4,000 ㎡まで | 162,000 円 | 145,000 円 | 124,000 円 |
5,000 ㎡まで | 183,000 円 | 164,000 円 | 140,000 円 |
6,000 ㎡まで | 202,000 円 | 181,000 円 | 155,000 円 |
7,000 ㎡まで | 221,000 円 | 198,000 円 | 169,000 円 |
8,000 ㎡まで | 239,000 円 | 214,000 円 | 181,000 円 |
9,000 ㎡まで | 255,000 円 | 228,000 円 | 193,000 円 |
10,000 ㎡まで | 270,000 円 | 240,000 円 | 203,000 円 |
10,000㎡を超える | 要相談 | 要相談 | 要相談 |
延べ面積 | 百貨店・店舗・飲食店・遊技場 ホテル・劇場・病院など |
学校・体育館・集会場 福祉施設・博物館・図書館 事務所など |
共同住宅・寄宿舎 |
---|---|---|---|
500 ㎡まで | 85,000 円 | 75,000 円 | 65,000 円 |
1,000 ㎡まで | 98,000 円 | 87,000 円 | 75,000 円 |
2,000 ㎡まで | 122,000 円 | 110,000 円 | 94,000 円 |
3,000 ㎡まで | 145,000 円 | 130,000 円 | 113,000 円 |
4,000 ㎡まで | 167,000 円 | 150,000 円 | 129,000 円 |
5,000 ㎡まで | 188,000 円 | 169,000 円 | 145,000 円 |
6,000 ㎡まで | 207,000 円 | 186,000 円 | 160,000 円 |
7,000 ㎡まで | 226,000 円 | 203,000 円 | 174,000 円 |
8,000 ㎡まで | 244,000 円 | 219,000 円 | 186,000 円 |
9,000 ㎡まで | 260,000 円 | 233,000 円 | 198,000 円 |
10,000 ㎡まで | 275,000 円 | 245,000 円 | 208,000 円 |
10,000㎡を超える | 要相談 | 要相談 | 要相談 |
上記に含まれる項目
別途項目以外の一般的な調査(機械換気設備・機械排煙設備・非常用照明の調査を含む)
調査書の作成(上記費用表の面積、用途により算出)
調査書の提出(上記費用表の面積、用途により算出)
上記費用に含まれない項目
外壁の全面調査(歩行者に危害を加える恐れがある部分のみ)
調査に必要な足場などの仮設費用
エレベーター等の昇降機の調査(昇降機メンテナンス業者にご依頼下さい)
消防設備の検査(消防設備業者へ点検をご依頼下さい)
特別な器具を用いる調査
既存図面がない場合の調査(図面の作成や測量が必要になります)
アスベストを含む建材を使用した建築物の調査
諸経費(交通費・会社経費)
お見積りは無料です。
ご遠慮なくご連絡ください。
よくあるご質問Q&A
-
A1:
大規模な病院や施設は東京や大阪に本社がある設計事務所やゼネコンが設計している場合が多く、調査に来る為の交通宿泊費が必要になる場合があります。
弊社への調査依頼の7割は弊社が設計していない建物です。既存の図面があれば調査は全く問題無く行えます。 -
A2:
貴重品が有る部屋や役員様の部屋の調査の時は立ち合いをお願いしています。
-
A3:
無人にしていただく必要はありません。事前に調査員が来ることをお知らせ下さい。
調査員は腕に「調査員」と記載された黄色い腕章と会社名、名前の記載された名札を首から下げています。各お部屋の中は5分から10分位で調査は終わります。 -
A4:
ベルなどが鳴らない設定を行い調査します。
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A5:
建築物の調査は3年に1回行います。建築設備・防火設備の調査は毎年必要です。 3年契約の場合は建築物の調査費用を割引きします。
かなりの割引になるかと思います。(資料作成費用は掛かります)
3年契約の途中で何らかの理由により調査が出来なくなった場合、建築物の調査費用を別途請求させていただく場合が有ります。ただしまだ3年に1回の建築物の調査を行っていない場合は不要です。
(建物所有者や管理会社に変更が有る場合に発生する事が多く有ります) -
A6:
可能です。福岡県内を中心に調査をしておりますが、九州・山口までを範囲の目安としています。
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A7:
構いません。「相見積」の場合は、価格とサービス、そして安心な「愛見積」でお返しいたします。
お問い合わせ
・見積依頼
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■参考ホームページ
●国土交通省HP:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000039.html
●福岡県HP:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/tokkenteikihoukoku.html
●福岡市HP:https://www.city.fukuoka.lg.jp/jutaku-toshi/kansatsu/life/008_2.html
●北九州市HP:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/file_0530.html
■参考YouTube
●定期報告net:https://www.youtube.com/channel/UC-8SHEHGAKKMfOt4yhDWOSA
●防火設備(防排煙設備)点検:https://www.youtube.com/watch?v=-0mhKRVuZ8U
●防火戸、防火扉、閉鎖試験:https://www.youtube.com/watch?v=GldCBtcjaYc